聴き手の深さでコミュニケーションが決まる! Part 1

こんにちは。


れいれいこと

ライフコンサルタントのながせれいこです。


先日の記事『ある日の授業参観で』の続きです。


これはある幼稚園でのお話です。


ある日、その幼稚園では

こんな遊びをしたそうです。


「水槽の中に金魚がいます。」


ここから園児たちが続きのストーリーを創っていく

というお遊び。



最初に新米の先生がお話を聴いていました。

新米先生は真剣に一生懸命お話を聴いていたそうです。

けれど、お話はすぐに終わってしまうというのです。


続いて、ベテランの先生がお話を聴きました。


すると、

水槽を飛び出した金魚は、

水槽の外が思ったよりも広いことに驚いて

外の世界に興味を持った金魚は、

そのまま世界のあちこちを旅するという

壮大なストーリーになっていったそうです。


次々と色んな街を旅する金魚。

園児が旅先での金魚の体験を語るたびに、

ベテラン先生は、

「それでそれで?」「次はどうなるの?」

ととても楽しそうに聴いていたそうです。


金魚は、色んな国を旅した後、

最後は無事水槽に戻るというお話だったそうなのですが、

新米先生とベテラン先生にどんな違いがあったのでしょう?


新米先生は、こんな風に自分を振り返ったそうです。


園児が話をしている時、

「金魚はお水から出たら死んじゃうよ。」

と思いながら話を聴いていたと。


一方、ベテラン先生の方はというと、


「それでそれで?」と

楽しみながら聴いていたのはもちろんのこと、

ジェスチャーも反応も大きかったそうなのです。


ベテラン先生の楽しそうな姿が

園児たちにも伝わると同時に

先生の反応も楽しみで

それが次のストーリーに繋がっていったようです。


先生が先を楽しみにするから、  

園児たちにも次のストーリーが生まれます。 


聴き手の深さでコミュニケーションが決まる!


今回は幼稚園生のお話なので、

先生と園児という関係性でしたが、


相手が誰であったとしても

同じことが言えそうです。


聴き手の深さでコミュニケーションが決まる!
聴き手の深さが話し手の深さを決める!


ここでいう聴き手の深さというのは、

話を聴く時の反応

話を聴いている時の感情・感覚

話を聴いている時の呼吸

など、聴き手のあり方です。


話をしている立場からすると

反応があって

楽しそうに聴いてもらえたり

落ち着いて聴いてくれていたら

安心感を感じられ

話しやすいように感じるのです。


これは私たち夫婦や親子の会話を振り返っても

私がどういう状態で聴いていたか?という私のあり方が

話の内容や深さと大きく関わっていたように感じます。


みんさんは、話を聴く時

どんな風に聴いていますか?


聴き方にこだわってみるだけでも

コミュニケーションは変わっていくので

会話がかみ合わない。

本音で話ができない。

など、

コミュニケーションがうまくいかないと感じている方は

ぜひ試してみてくださいね。


あなたの笑顔をいつも応援しています♡


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